防災週間企画 3D雨雲ウォッチ ひとつぶ募金project

防災週間企画 3D雨雲ウォッチ ひとつぶ募金project

3D雨雲ウォッチ 豪雨災害支援プロジェクト あなたのひと粒が応援になる

2022年3D雨雲ウォッチ豪雨災害支援プロジェクトは終了いたしました。

プロジェクト終了時点で565粒(リツイート数)の応援が集まりましたので、

56,500円を日本赤十字社を通じて寄付させていただきます。

ご協力ありがとうございました。

2021年度の結果報告はこちら

2020年度の結果報告はこちら

ゲリラ豪雨は予測が難しく、回避行動の時間を充分に取ることができないため、川などでのレジャー中の事故や道路の冠水など、様々な被害につながることがあります。

このような気象災害による被害に遭う方をゼロにしたい・・・という想いのもと、ゲリラ豪雨検知無料アプリ「3D雨雲ウォッチ」を立ち上げました。

アプリでは、ゲリラ豪雨をいち早く検知し、リアルタイムに3Dで雨雲を表示することで、上空に危険な雨雲が発生していることを分かりやすくお知らせします。身近に迫っている危険な状況を把握し、少しでも早く回避行動につなげて頂くことで、より安全な生活を送ることが出来るように貢献していきたいと強く思っています。

3D雨雲ウォッチ豪雨災害支援プロジェクトでは、水害に遭われた地域の皆様への支援と、さらには防災週間を迎えるこの時期に、改めて防災や減災について考えるきっかけになることを願っています。

3D雨雲ウォッチ豪雨災害支援プロジェクト2022
大雨災害義援金寄付@3D雨雲ウォッチ
公式Twitterアカウント

2022年 3D雨雲ウォッチ豪雨災害支援プロジェクトは終了いたしました。

ご協力いただきありがとうございました。

8/29(月)より3D雨雲ウォッチ公式Twitterアカウント上で投稿するツイートにてリツイート
を呼びかけ、豪雨災害支援プロジェクト実施期間中のリツイート数×100円分を寄付します。

twitterTwitterアカウントはこちら
  • 実施期間:2022年8月29日(月)12時00分から2022年9月4日(日)23時59分まで
    2022年9月7日(水)11:59まで延長しました!
  • 上限額:1,500,000円まで

リツイート数に応じた金額を、日本赤十字社を通じて大雨災害義援金へ寄付します。寄付金の最新の配分先は日本赤十字社のホームページにてご確認ください。

<寄付対象:日本赤十字社 令和4年大雨災害義援金>
2022年8月時点の配分先:山形県、新潟県、石川県、福井県

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防災コラム
知っておきたい「キキクル」の活用法

今夏、北海道や九州など局地的に雨が降り、各地で「これまでに経験したことのないような」と表現される記録的な大雨が降りました。大雨による災害は毎年のように報告されています。
3D雨雲ウォッチでは、防災週間のいま、いざと言うときのために知っておきたい情報をお届けします。

【キキクル(警報の危険度分布)について】

『キキクル』という言葉は聞いたことがありますか?キキクルとは、3つの“指数(土壌雨量指数・表面雨量指数・流域雨量指数)”と警報等の“基準”を用いて、雨によって引き起こされる災害の危険度の高まりを気象庁が面的に提供している情報です。

キキクルには大きく分けて3つの種類があります。
① 土砂キキクル(大雨警報(土砂災害)の危険度分布)
② 浸水キキクル(大雨警報(浸水害)の危険度分布)
③ 洪水キキクル(洪水警報の危険度分布)
このコラムでは、3種類のキキクルの解説と、命をまもるために知っておきたいポイントをご紹介します。
いざというときにキキクルを活用できるように理解しておきましょう。

【土砂キキクルとは】

土砂災害警戒情報を耳にしたことがある人は多いでしょう。土砂災害警戒情報は、大雨警報(土砂災害)の発表後、命に危険を及ぼす土砂災害がいつ発生してもおかしくない状況となったときに、市町村長の避難指示の発令判断や住民の自主避難の判断を支援するよう、対象となる市町村を特定して警戒を呼びかける情報です。土砂災害警戒情報が発表された市町村内で危険度が高まっている詳細な領域は土砂キキクル(大雨警報(土砂災害)の危険度分布)で確認できます。

土砂災害によって命が脅かされる危険性が認められる土砂災害警戒区域等にお住まいの方は、警戒レベル4相当の土砂災害警戒情報が発表されたときには、土砂キキクル(大雨警報(土砂災害)の危険度分布)を確認し、遅くとも該当領域に「危険」(紫)が出現した時点で速やかに避難を開始することが大事です。

土砂災害から命を守るためにいくつかポイントを押さえておきましょう。
・普段から土砂災害の危険性がある場所を把握しておきましょう。
お住いのハザードマップ等を参照して、土砂災害警戒区域に該当するかどうか、事前に確認することが大事です。
・雨が降り出したら最新情報に注意
雨が降り出したら、発表される警報や注意報などの最新情報をこまめに確認しましょう。
また、土砂キキクルを使って、お住まいの場所の土砂災害発生の危険度の高まりをこまめに確認しましょう。
・迷わず避難を

特に土砂災害警戒区域等にお住いの方は早めの避難を心がけましょう。自治体が指定する安全な場所を事前に把握しておき、土砂災害の危険性が高まったときには、速やかに避難することが大事です。

【浸水キキクルとは】

短時間強雨による浸水害リスクの高まりを把握するため「表面雨量指数」情報を用いています。降った雨が地中に浸み込みやすい山地や水はけのよい傾斜地では、雨水が地表面に溜まりにくいという特徴がある一方、地表面の多くがアスファルトで覆われている都市部では、雨水が地中に浸み込みにくく地表面に溜まりやすいという特徴があります。
  表面雨量指数は、その土地がもつ雨水の溜まりやすさの特徴を考慮して、降った雨が地表面にどれだけ溜まっているかを、タンクモデルを用いて数値化したものです。「浸水キキクル」(大雨警報(浸水害)の危険度分布)は、表面雨量指数の実況値や1時間先までの予測値を用いて5段階に色分け表示しています。

では浸水キキクルが発表されたとき、どのような行動をとればいいのか例をご紹介します。

また、浸水で特に命に危険がおよぶ恐れがある場所は、
・在宅の地下室
・道路のアンダーパス
・周囲より低い場所
などが挙げられます。避難経路としても用いないように注意しましょう。

【洪水キキクルとは】

洪水キキクル(洪水警報の危険度分布)は、大雨による中小河川(水位周知河川及びその他河川)の洪水災害発生の危険度の高まりを5段階に色分けして地図上に示したものです。危険度の判定には3時間先までの流域雨量指数の予測値を用いており、中小河川の特徴である急激な増水による危険度の高まりを事前に確認することができます。

山間部等の流れのはやい河川で水流によって川岸が削られて家屋が押し流されるおそれがある場合や、河川の氾濫が発生したときに水流によって家屋が押し流される恐れがある場合、浸水の深さが深く最上階の床の高さまで浸水するお恐れがある場合などは特に命に危険が及ぶ恐れがあるので、立退き避難が必要となります。

では洪水キキクルが発表されたとき、どのような行動をとればいいのか例をご紹介します。

【ハザードマップは確認していますか?】

「避難」に関する情報が発表された場合、まず「自宅で避難すべきか」「避難場所・避難所に移動すべきか」の判断が必要です。とにかく優先すべきは、ご自身と家族の命を守る行動を取る。これが全ての基本であり、判断基準です。
同じ地域・町内でも、家がある場所によってリスクの種類も違ってきますので、例えば崖や山が近くになく、川からも離れていて土砂災害や河川の氾濫の危険がないケースではどこかに移動するよりも自宅にいた方が良い場合もあります。

正しい判断をするための事前準備として、今一度お住いの地域のハザードマップを確認しましょう。
災害時の行動のイメージを普段からしておくことで被害を最小にできるのではないでしょうか。